曙光20交流会
平成26年度交流懇親会のお知らせ
【趣旨】歴史的に有名な医王寺を見学し、往時に夢を馳せながら、飯坂温泉にゆったり浸り、食事を楽しみ、交流懇親を深めます。
日 時:平成26年11月16日(日)
場 所:奥飯坂温泉 摺上亭大鳥
〒960-0201 福島市飯坂町字中ノ内24-3
TEL/024-542-4184 FAX/024-542-0278
会 費:4,000円
日 程:10:00 集合 摺上亭大鳥
10:00~10:10 車で医王寺へ移動
10:10~11:00 医王寺見学
11:00~11:10 車で摺上亭大鳥に戻る
11:10~12:00 摺上亭大鳥で休憩、入浴
12:00~13:30 集合写真撮影
昼食及び懇親会
14:00 解散
※各支部ごとに、10月28日(水)まで参加者をまとめ、10月31日(金)まで事務局へご連絡ください。会員相互の親交を深めるため、多くの皆様の参加を希望いたします。
【医王寺ガイド】
医王寺は826年(天長3)年、空海作の薬師如来像を祀り、草堂を建てたことに始まると伝え、平安時代末、信夫荘司佐藤一族が菩提寺としました。
佐藤基治は信仰心が厚く、居城とする大鳥城から眼下に望む薬師堂を改築し、伽藍を多数建立し境内を整えたとされています。
源義経の家臣、佐藤継信、忠信一族の菩提寺、源平合戦において、継信、忠信兄弟は義経の身代わりとなり壮絶な最後を遂げたと言われています。戦いで二人の息子を失い悲しみにくれる老母のために嫁達が武将の姿をして慰めたという孝行話が残っています。また、元禄二年(1689)五月「奥の細道」の途中醫王寺を訪れた松尾芭蕉は、佐藤兄弟を偲び「笈も太刀も五月に飾れ紙のぼり」と詠んでいます。その笈は今もこの寺の宝物殿に安置されています。
境内には、佐藤一族が滅ぼされた後、植えられたツバキがあり、それは継信、忠信を失った母「乙和御前」の悲しみがのり移り、花 が開かないで蕾のままで散ってしまうといわれています。
いつしか「乙和の椿」と呼ばれるようになりました。