「生涯学習の震災復興に果たす役割」
~夢と希望を持ちながら一歩ずつ前進を~
相双方部・顧問:紺野 幸
東日本大震災からまもなく2年目を迎えますが、南相馬市では、まだ約2万8千人が避難中です。復興の遅さと責任は誰なのか明らかにされないままでの政権交代、誰を信じ、誰に未来を託するのかが大きな課題の年になりました。
今、被災地の大きな問題は人間関係の崩壊と自己中心的な高齢者の増加、孤独死や精神的な病気の患者の増加です。南相馬市の12月16日現在の震災時の直接死が636人、その後の避難や精神的な肉体的な関連死と認定されたのが376人、合わせて1,012人の犠牲者は、天国で何を考えているのでしょうか。
第三の人生の生きがいに楽しみを持ちつつ、社会貢献をされておられた貴重な人的損害は、これからの高齢化社会になくてはならない存在であったことは誰もが認める事実です。
こうした時こそ、生涯学習とは「人々が生涯にわたってさまざまな経験や交流を重ねながら人間性の完成へ向かって人生を深め、究めていくことこそ、その意義であり、発展である。」(ホール・ラングラン)と言われていますが、改めて生涯学習に関わる方々がかみ締めなければならない言葉である。
私も、平成7年10月に二級・14年5月に一級の生涯学習インストラクターの資格取得と共に、南相馬市の生涯学習アドバイザーに委嘱され、「みゆきの生きがい講話集」を第1集から第4集まで発刊し、昨年9月に900回の講演講話と傘寿記念・いきいき長寿県民賞受賞記念として昨年12月に第5集を発刊し、「震災を乗り越えるためには」「高齢者の生きがいや役割とは」「若者への期待と責任」「子育ての責任と躾」「健康と介護の問題」の課題など約50編のメニューを完成し、震災復興のための「心と身体の健康」と「人間関係崩壊の復活」など訴えながら講演活動と認知症15年目の妻(介護5)の在宅介護をしながら前向きに自分自身の生きがいとして頑張っています。
超高齢化時代、老々介護時代、特にこの大震災と原発事故による対応や非常時に対する過去の経験の活かし方についての情報の氾濫や生活への適応態度の浅はかさが、多くの悲劇を生んでいるとき生涯学習の必要性は誰しもが認めていることである。私が作成し、皆さんにお話ししているメニューに「東日本大震災を乗り越えるために人命の大切さと先人達の災害時に教訓は生かされたのか」としてまとめ、「生きる力」「言葉の力「生きる希望と夢」」などをお話し、太平洋戦争で体験した政府の掩蔽や国民のすべてをお国のためにと供出させ、その貧苦に耐え、ポツダム宣言の受諾を昭和天皇が玉音放送で全国に放送し、戦争終結と天皇の8年半に及ぶ国民への謝罪の巡幸は国民の心を動かし、5~6年で経済国家、文化国家に復興させた経験の持ち主である高齢者は、前に進むことも忘れ、愚痴と不平による責任転嫁や賠償ばかり、子供の眼に映るものはなんなんだろうかとこれからの成長の基本となる心の空白を危惧しているのは私一人だろうか。
こういう時代に生涯学習に携わる我々は、子供達を始め、若い人たちに人の話を聞くことの必要性と、人のために働くことや支え合うこと、手を差し述べることの重要性を理解させ感謝の心を忘れず、この震災の復興のために、まず、心の復興から始め、家族や近隣の人間関係の修復と、昔の故郷への思いをありのままに語り継ぎながら、なぜそうあらねばならないのか。もう一度自分の足元を見つめさせ考えを新たにしなければ復興などあり得ないのではないかと思われる。
天皇陛下の3月16日の被災地、被災者を思う心のビデオメッセージや被災地訪問をはじめ追悼式でのお言葉、今年の元旦の言葉を聞き、私たちがそれに答えるためには、それぞれの知恵と努力を結集してこそ大きな復興への原動力になるものと信じている。
生涯学習のインストラクター・コーディネーターの皆様の努力や活躍が大きく期待される年である事を再認識し、この震災復興のために結集しようではありませんか。
平成24年度新規事業について
事務局長兼広報委員長:齋藤 公男
1 「出前講座」の開講について
平成24年度新規事業として4月の総会において、「出前講座」を実施することが決議され、6月から8月にかけて出前講座登録を呼びかけたところ、県北支部5名8題、県中支部1名1題、県南方部3名5題、会津支部8名8題、いわき方部1名2題、計18名24題の申込みがありました。それを「出前講座一覧表」として10月にまとめ、11月に申込み用紙を挿入して、県北支部(200部)、県中支部(100部)、県南方部(100部)、会津支部(100部)、相双方部(100部)、いわき方部(300部)に送付しました。
これを各支部方部では公民館、学習センター、教育委員会などに配置して頂きましたところ、いわき方部では幸先良く12月中に生涯学習プラザから1件2回分の講師依頼がありました。同じく、いわき地区では、フラワーデザイン等の専門性を有する方からこの講座の講師登録の可能性に対する問い合わせもあり、嬉しい反響をいただきました。
行政機関や、大学、会社、ジャーナリズム等より後発の「出前講座」の開講ですが、一般社会の皆様から多くの講師依頼を頂くことにより、会員の皆様の力が最大限発揮され、社会貢献できますなら、この事業を立ち上げた意義も高まるものと思われます。
2-(1) 「ホームページ」の開設について
当会は平成14年に発足し平成24年度で10周年目を迎えることになりました。
一昨年の東日本大震災の折、(財)社会通信教育協会井出会長から頂戴した貴重なお見舞金を有効に活用するため、この記念すべき年にホームページの開設を企画しました。
福島県では、今もって大震災からの復興は程遠い状態にありますが、このような福島県の復興を支援するためNHKでは新島八重をモデルとした「八重の桜」の大河ドラマが始まりました。当会のホームページでも、春先の華やかな桜をデザインし復興を祈願しながら、情報を発信し、会の発展を図っていきたいものであります。
(財)社会通信教育協会の事務局によりますと、全国の都道府県インストラクタ―の会の中では、本県は札幌、函館、栃木、東京都多摩地区、富山、福井、滋賀、大阪、岡山、香川、愛媛、佐賀に次いで13番目のホームページ開設と伺いました。
現在、ホームページアドレス,リンク先、予算面の検討などを行い、これから「曙光」第17号の内容を最新版として編集し、3月の開設に向け、最後の詰めを行っております。
このホームページの開設により、「出前講座」やイベント情報が県民の皆様に広く認識され、当会の今後の飛躍的な発展と活性化に繋がることを期待します。
2-(2) 「ホームページ作成にあたり」
県北支部・理事:仲野 正
この度、当会のホームページ作成を担当させていただきました。このような企画に参画することができて、大変光栄に思っております。
仕事上、これまで何回かホームページの構成設計やコンテンツ作成に携わることはありましたが、新規開設から参画する機会というのはなかなかなく、新鮮な気持ちで取りかかることができ、ある意味では楽しみながら作成できた感があります。
今回の作成に際しては、まず始めに安価で仕上げることを目標に、作成手法やサーバー選定などの検討を始めました。作成手法はいろいろあるのですが、「安価で安定して運用できるもの」ということで、私が以前から使用していて、実績も多く評価の高い方法を選定させていただきました。
次に検討に取りかかったのが、メインのデザインでした。「春の桜」、「初夏の新緑」、「夏の渚」、「秋の紅葉」、「都会の町並み」等など、数々のテーマを基にしたデザインを検討しました。
最終的には、生涯学習の活動を通して、一人でも多くの方々が充実した人生を送り、いつでも春のようなフレッシュな気持ちを持ち続けてもらいたいという願いをこめて、「春の桜」をテーマとさせていただきました。
今後も、コンテンツを日々更新していくことにより、当会の活動が評価され、発展していくことを願っております。なお、ホームページの開設は3月予定で、この文章と、相前後しますこと、ご容赦願います。
第3回交流会
-貴重な講話の拝聴と交流を深める-
県中支部・理事:関本 賢治
圧雪と凍結で移動が厳しかった平成25年1月19日(土)十時より、郡山市立橘地域公民館で、美田副会長の司会により講話、会務報告、懇談の構成で開催されました。

講演は、原田副会長兼県中支部長が「私の歩んで来た道 ~戦時体験を含めて~」と題して、小学1年生の時に、母上と弟君4人で父上の働いていた満州に渡り、戦時中の教育を受けたことや、終戦直は食料確保に難儀し、三分の二が病等で犠牲になった悲惨な収容所生活を送ったこと、父上が終戦直前に召集され行方不明の中、家族6名が満州大陸を決死の逃避行されたこと、そして内地引き揚げ後、長男として家族の生活にご苦労されたこと等々を、生々しくお話しされました。最後に「戦争は、弱者にしわ寄せが来る、絶対にあってはならない」とし「平和で穏やかに学習できる今の世の中を大切に維持しなければならない」と結ばれました。講話を拝聴し、過去の多大な犠牲によって、現在の豊かな生活が築けたことを忘れてはいけないと考えます。更に僭越ですが、原田副会長の品格・人間力は、逆境に耐え忍びながら、明るく懸命に努力された賜物と考え、同じく満州から引き揚げた者として、少しでもお手本にしたいと思いました。

会務報告は、曙光第17号の原稿執筆担当や、ホ-ムペ-ジの内容・作成状況・3月公開予定等に加え、2月24日(日)十三時から、この場所で役員会議開催予定の説明が齋藤副会長兼事務局長より説明がありました。
懇談はフリ-ト-キングとして、各出席者から活動の報告等がありました。県対応の本部事業ということもあり、「初めてお会いします」という挨拶があちこちであり、まさに交流会の成果でした。今回欠席の方には、是非次回にはご出席をお奨めします。
各支部方部活動報告
【県北支部】
県北支部長:美田 京子
平成24年度の「ふくしま学遊塾」は、平成24年6月から平成25年2月まで9回の講座を実施することができ,地域に根ざした生涯学習をすることができました。
平成25年度も地域の人たちとコミュニケーションをもちながら、会員の自己がもつ知識、経験、技術を紹介しながら「ふくしま学遊塾」を実施していこうと思います。

平成24年6月23日(土) あじさいコースターづくり(折り紙)

平成24年7月28日(土) 講師:美田京子先生(右下)
小学生も参加しておてだまをつくる。

平成24年11月17日(土) 講師:菊池昌彦会長(講義風景)

平成24年11月19日(土) 福島民友掲載
【県中支部】
県中支部長:原田 重朗
会津支部訪問研修の実施
8月26日(日) 会場 会津稽古堂
会津支部いきいき人生塾主催のテーマ「新島八重の生涯」が開催するに当たり受講をお願いしたところ快諾をいただき、出席することができました。又、昼食会にも同席の機会を得て、自己紹介を兼ねた日頃の生涯学習活動を披露し交流を深めることができ、大変有意義でした。
お陰様でNHK大河ドラマ「八重の桜」が会津を舞台にくりひろげられていますが、事前に時代背景や役柄など学んだので、毎回興味をもって視聴しており、次回の放映が待ち遠しい限りです。
坐禅会及び写経を学ぶ
10月20日(土)当支部の事務局次長で大昌寺の副住職をつとめられている三浦友貴氏の指導により、昨年に引き続き実施しました。雑念を排し日常生活を省り見るひとときを過ごすことができました。
又、日頃筆字には疎遠がちですが、写経を体験させていただきました。
第3回交流会を開催
平成25年1月19日(土)郡山市立橘地域公民館に於いて、県本部主催のもとに第3回交流会が開催されました。内容としては講話と生涯学習活動の情報交換が行われました。
講話としては、私が「私の歩んで来た道 戦争体験を通して」、太平洋戦争終戦前後の教育制度及び社会生活、さらに死線をさ迷いながら中国大陸から祖国へ引揚げた体験を披露しました。
【県南方部】
県南方部長:国島 正典
昨年9月に、これまで県中支部に在籍されておりました星郁夫様が、当県南方部へと異動されることとなりました。あらたに新メンバーを迎えること、喜ばしい限りです。これで方部会員数は6名となりました。
また、当会の新規事業として企画立案が進められてきました「出前講座」が、念願の開講の運びとなり、さらには登録会員の一覧表も完成するに至りました。その内容を拝見させていただきますと、各分野で登録されている当会会員の皆様の豊富な知識や経験が存分に生かされた、非常に充実されたものであると実感しております。
県南方部としましては、早速この一覧表を方部会員それぞれの居住地にある公的行政機関(公民館や図書館をはじめ、文化センター、生涯学習担当課など)やインフォメーションコーナー、ボランティア活動団体等に数十部ずつ、できる範囲で手分けをして配布した次第であります。
現在のところ、この出前講座の県南方部の登録者は、国島(水泳指導)、徳江(囲碁)、露木(子ども教室コーディネーター、読み聞かせ・お話会)の3名となっております。
この一覧表を多くの方がご覧になり、生涯学習活動に興味を持たれて実践されることを期待しております。
今後の方部運営につきましても、一歩一歩ではありますが進めてまいりたいと思います。
【会津支部】
会津支部長:菊地 照文
会津支部関連事業「いきいき人生塾」後半の学習会(第4回~第8回)を報告します。
【第4回学習会】(8/26)
「新島八重の生涯」と題して、古城研究会会長の石田明夫氏に会津鶴ヶ城の詳しい図を基に説明していただきました。会津の為に尽くした、男勝りで心やさしい「ハンサムウーマン」の人柄について語っていただきました。
また、県中支部より3人の方も参加されました。
【第5回学習会】(9/9)
「龍興寺と長福寺見学」、インストラクターとの合同研修会を兼ね会津美里町高田地区を訪れました。
龍興寺は、徳川三代(家康・秀忠・家光)に仕え、政治的、宗教的な支えをした「天海大僧正」の両親のお墓と国宝「一字蓮台法華経」を見させていただきました。
長福寺においては、「幽霊の掛け軸」と住職の相反する楽しいパホーマンス、最高でした。
【第6回学習会】(10/14)
「会津は第二のふる里」、長岡科学技術大学准教授のアーシュマーラシンハ博士の「スリランカと日本の比較見解」を勉強しました。
また、博士は、世界が平和で幸せになるために「感情工学」を研究中とのことです。
【第7回学習会】(11/10)
「園芸・冬を迎える準備」と題して、ばらとあじさいの剪定そしてひもを使った雪囲いの実習を行いました。皆、脳の活性化に役立ったとのこと。
【第8回学習会】(12/15)
「喜多方の概要と記念品作り」「閉講式」野々下インストラクターによる喜多方蔵の街と題して、「おたづき」の街についてのお話と次の干支である「巳」の絵付け体験を喜多方の老舗「木之本漆器店」の岡野氏に指導していただき、素晴らしいものが出来ました。
閉講式においては、1年の反省と次年度について話し合いました。
【懇親会】(12/15)
中国料理「四季花」にて30名の参加もと、10周年の行事が無事終えること出来たことに感謝して乾杯。インストラクター共々、次年度に思いを寄せながらの食事会、時間の許す限り舌鼓をうちました。
以上、「いきいき人生塾」後半の報告です。
次年度も、開催予定です。

龍興寺にて

雪囲い
【いわき方部】
いわき方部長:引地 晴子
子育て支援活動の「つどいの広場子育てポピークラブ」を通して、生涯学習を進めておりますが、この度いわき市で子育て支援活動をしているグループ仲間がネットワークを創りました。
『こども♡あいネット』として、10月1日(日)に発足し互いに連携を取り合い協力しながらの活動が始まりました。12月8日(土)には、この仲間が一堂に集まり、第1回こども♡あいネットフェアを開催し、いわき市内や被災避難している子どもたちや家族が100名以上集まり、各団体紹介や楽しいクリスマスイベントを行い好評でした。
また12月19日(水)からは、子どもたちの=いわき市屋内遊び場={いわきっず もりもり}と{いわきっず ふるふる}がオープンし、そこの運営委託を私たち『こども♡あいネット』でいわき市より受託しました。

すぐに冬休みに入りましたので、毎日大勢の子どもたちとその家族で賑わっております。
もう一つ嬉しい報告があります。当会で作成していただきました「出前講座」一覧の冊子300部を送っていただき、いわき市教育委員会生涯学習課を通して、市内36公民館全館に配布し、さらにいわき市の生涯学習プラザにもお届けしました。きれいにわかりやすく印刷され、製本されていたので皆さん目を通し、読んでくださったのでしょうか、早速生涯学習プラザ市民講座~子育てサポーター養成講座~の講師依頼があり、4講座中2講座を担当することになりました。2月13日~3月13日の予定です。
私の生涯学習
「福島市の魅力は」
県北支部・理事:中村 紘夫
福島市では、市制施行100周年記念として「実味美見、花も“み”もある福島市」というシンボルマ-クが作られ、様々な分野で利用されています。
言うまでもなく、福島市はくだものが沢山出きる地域です。市町村別で見ると、ナシの生産量が全国1位、モモの生産量が全国2位です。
福島市はくだものの花を見て、くだものの実を食べ、付け加えるならば、くだものの葉の若葉、紅葉を眺めて、1年を通して美しく、そして元気に過ごすことのできる地域です。

福島市に来福、在住された多くの方々が福島市の魅力を「くだものがおいしい」と語っています。
全国に誇れる、全国に発信できる福島市の魅力として「くだもの」があると思っています。(現在、原発事故後の風評被害で果樹地域は大きな損害を被っています。)
3月から4月の「花見山」(昨年は原発事故の影響で立ち入り禁止)は、赤、桃、黄、白、色とりどりの花が咲き競い、山ひとつが花で覆われている素晴らしい「桃源郷」です。
この魅力に誘われて、県内はもとより国内外各地から大勢の観光客が来られています。ただ残念なことは、多くの観光客が「花見山」だけの観光で終わっており、福島市内の回遊に繋がっていないことです。市内には「信夫山」「四季の里」「飯坂温泉舘ノ山花モモの里」等々同時期に花見の出来る観光地は数多くありますが、魅力に欠けるのでしょうか(?)
魅力づくりのために、新たに「花モモの郷づくり事業」が始まりました。これは、「モモの花が咲き乱れる桃花郷・福島」を目指して、花モモの苗木を市民や町内会、企業等で希望される方に無料で配布する試みです。これが成功すれば、新たな福島市の魅力となるでしょう。現在、私は花モモの管理指導を行う専門員「花モモ見回り隊」として市から委嘱を受け活動しています。又、「ふくしま学遊塾」で「やさしい家庭果樹づくり」講座を開講しています。地域の方々が庭園・家庭果樹園にある「くだもの」を上手に作りこなす事が出来るように技術支援をしております。
これらの活動を続けることが私の生涯学習であり、「実味美見、花も“み”もある福島市」実現のために微力ながら協力したいと思っています。
「今年の抱負」
県北支部:齋藤 加津枝
新年、明けましておめでとうございます。昨年の暮れから、あわただしく新年になり、いつものように仕事始めになりました。
もう、まもなくあの震災から、2年になろうとしていますが、まだ、まだ、以前の生活に戻るには時間がかかるだろうと思います。
私の実家は、今もまだ避難生活をしており、いつ我が家に戻れるのか不安ばかりです。家族の者は皆、明るく振舞っているように見えますが、心身共に疲労と不安がのぞき見えていました。
いつもの明るさ、元気、笑顔、そして心の底から本当に笑える楽しい日々がいつ戻ってくるのだろうかと私は思いました。
今年は少しでも時間をとって皆様との交流会等に参加できるようにしていきたいと考えております。
日々の仕事に追われて、自分を見失っていってしまいそうになる事がたびたびあって、今の自分はどうしたいのかと考えてしまいます。
時には肩の力を抜く事も必要なのかなと思います。
多くの方々とのふれあいや、活動を通して出会いが生まれてくるのだろうと思います。
そのためには、私自身が「笑顔」「元気」を持って前を向いて行こうと考えております。
つらいことばかり考えていても、先には、進まないし笑顔が皆を元気づけてくれるのだろうと思います。今年は、体に気をつけ皆様との活動を楽しみにできるだけ参加させていただきますので今年も宜しくお願い致します。
「生涯学習にひとこと」
県中支部・顧問:鴫原 徳子
教育界の中には、学校教育、社会教育と分けられているのではないかと思う。
その中で生涯学習は社会教育の分野に入ると思う。最近、生涯学習という言葉がそこかしこ聞かれるが、その内容を理解しているのは、どれだけいるのか疑問である。
私もインストラクター・コーディネーターと資格を持っているが、県や町では、文部科学省のお墨つきでも、自分から話をしても何の音沙汰もないのが残念である。
生涯学習コーディネーターは、計画立案の段階で知識や内容、活動等を、生涯学習に参画していかなければいけないと思う。
ここで私の生涯学習のインストラクターの活動を述べたいと思う。町では生涯学習課があって、課の中で行事に参加し活動している。その会は「生涯学習ボランティアの会」と称し、20名位の団体である。
会員が月一回の集会を持ち、町の行事の中から求められる「ボランティア」に参画している。
(例)「成人式」8名「受付の手伝い」これは生涯学習課職員の仕事ではないかと思う。
(例)「ミシン」の指導 3名 これは小学校よりの依頼であるが、学校の先生方も指導を一般にまかせていると思う。
私たちの「ボランティア」の会は目的として、①困った人に手をかす。②自分達から進んで行う。③自分の分野を指導する。ことに、目を向ける方向を変えて、実践するというようにしていけたらと思う。
生涯学習に対する考え方は、子どもから年よりまでの、それぞれの生活に目を向け、全ての人々が、楽しく幸せに、元気で暮らせるように、手をかして、生涯が過ごせるようにしいきたいと思う。
「「思春期子育て講座」を担当して」
県中支部:山田 千恵子
はじめに
須賀川では10名の生涯学習インストラクター(他市町村では社会教育指導員と呼ばれている)が、市教委に1名、各公民館に1名ずつ配属されており、業務の一つが小・中学校での「子育て講座」の担当である。それについて述べてみたい。
日時・学校名
平成24年1月25日(木) 15:00~16:00
須賀川市立長沼中学校
講座および内容
思春期子育て講座「思春期と親の役割」
まだきびしい寒さの中、長沼中学校家庭科室には、四月から中学校に進学する子供達を持つ約60名の保護者の方々が待っていてくださった。当日は「新入生保護者説明会」でもあり、すでに長沼中学校の教育の概要・中学生としての心構え・新入生オリエンテーション…等についての説明は終り、思春期子育て講座を待っていてくださったのだ。対象は新入生保護者とは言え、半数以上は二・三年生の保護者でもあるという事なので、思春期の親の役割~進路の選択まで、話題を広げてお話させていただいた。主な内容として、◎現代の子供達の特徴 ◎親の態度 ◎思春期の課題 ◎自己信頼感を育てる ◎中学生が親に心を閉ざす時 ◎親子の心の架け橋づくり ◎子育て心得…等。中学校教員としての経験から、思春期の自我の目覚め~自立した人間になるための我子との係わり、また、進路選択にあたっての3つの実例について話し、最後に「子育てのやり直しはきかない」で結びの言葉とした。私のつたない話が保護者の皆様の子育てに少しでもお役に立てば嬉しい限りである。
「保存食をつくる」
会津支部:遠藤 ヨリ子
自分の趣味である料理を少しでも役立てることが出来ればとの思いから、最初は調理師、次にインストラクターの資格取得の勉強を始めました。平成6年に調理師、平成9年には社会通信教育協会の缶詰・びん詰の通信講座を8ヶ月間受講し、インストラクター2級資格を得ることが出来ました。
今まで自分が仕事で身に付けた技術を少しでも役立てる事が出来たらとの思いでした。

現在の食生活はどうでしょう。食べ物があふれ、さも簡単に処分されています。私たちの子供の頃は食糧不足で、子供達さえ充分に食する事が出来ませんでした。
少しでも食材を「ムダ」にしない為にも、手を加えて加工しさえすれば、まだまだ捨てずに使用できる事と思います。保存食と云っても、そうむずかしい事ではありません。
第一に、塩漬け保存は誰にでも出来る方法です。びん詰め、塩漬けにする事で自家食材を使った安全な食物を、家庭の食卓に上げる事に努力したいと考えております。
「北海道・東北ブロック生涯学習インストラクターの会交流研修会」のお知らせ
日時:平成25年5月25日(土)13時~
場所:札幌駅前(場所検討中)
主催:札幌・江別・まなびあさひかわ生涯学習インストラクターの会
その他の事項:決まり次第案内あり。
編集後記
今回は、奇しくも「巻頭言」の筆者と「交流会」の講師が共に戦争体験をなされ、現在の福島県の現状を戦後の復興と重ねあわせ、平和な希望の持てる明日を築くために、インストラクター・コーディネーターの果す役割の大きさを強調されておりました。
時あたかも「八重の桜」のように、震災復興を祈願して「出前講座」が開講され、「ホームペ-ジ」が開設されます。
これによって、広く、福島県内に情報が発信され、県民の皆様の生涯学習のお役にたつ事を願っております。
広報委員長:齋藤 公男
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