曙光16活動田子
私の生涯学習(曙光第16号)
~ふるさと山橋かるたづくり~
県中支部:田子 育良
○はじめに~教員37年間を退職後、平成13年から玉川村公民館に6年間勤務しました。ここで社会教育指導員4年間、生涯学習指導員1年間を担当したり、いくつかの講座を企画・実施したことの貴重な体験を重ねるたびに、さらなる研修の必要性を感じました。そこで平成19年1月「生涯学習指導者養成講座」の受講を開始しました。平成20年度に講座を修了し、10月11日~15日まで第20回全国生涯学習フェスティバル大会が福島県で開催されました。
大会3日目は福島市で「生涯学習インストラクター福島大会」が開かれ、ここで生涯学習インストラクターの会との出会いがあり、入会いたしました。
1.「ふるさと山橋かるた」づくり
平成21年からは石川町山橋自治センター(従来の山橋公民館)に勤務となり、4年目となります。ここでは自治センター長として町より委嘱され、事務長と共に山橋地区区長会をはじめ、各種団体との連携を図り、ご理解とご支援を頂きながら各種事業を推進しております。その中で「かるたづくり」の実践例を報告いたします。
(1) 作成の趣旨~ふるさと山橋の文化、名所、旧跡、行事、人物、歴史等の発見と理解を子供から大人までを対象に深めていくということで健寿大学(健康長寿大学)の学級生と事務局で平成21年度と22年度にわたって作成して行く。
(2) 作成の手順~平成21年度は読み札づくりを学級生より募集した。26名から92点の応募があり、趣旨に沿う66点を精選した。平成22年度は学級生と共に、絵札づくりにチャレンジし、4ヵ月間で完成し、10月の文化祭で作品を展示。
2.これまでの活用
~絵札はラミネートしたA4サイズとたて9cm、よこ7cmの2種類作成しました。活用は
①平成23年1月20日~健寿大学で第1回かるた大会②平成23年10月21日~東日本大震災で石川町山橋に避難生活をされている広野町の6人の皆様と「ふるさとかるた」で交流(写真)
②平成24年1月16日~山橋ふれあい広場の利用者の皆様が新年かるた大会④平成24年1月17日~健寿大学で第2回かるた大会
○おわりに~絵札の裏面にはふるさと山橋をより理解できるように説明を加えたものがあります。これからも宝としていろいろな場で活用していきたいと思います。
「ふるさとかるたで交流」
平成24年1月16日~山橋ふれあい広場(地域のボランティア活動~ミニディ-サービス~)の利用者の皆様と作成した“互いに東日本大震災の被害に負けず頑張りましょう“のエール(花びらメッセージつくり)を交換作品づくりをしました。(石川町と広野町)