福島県生涯学習インストラクター・コーディネーターの会

曙光17交流会

第3回交流会

-貴重な講話の拝聴と交流を深める-

県中支部・理事:関本 賢治

 圧雪と凍結で移動が厳しかった平成25年1月19日(土)十時より、郡山市立橘地域公民館で、美田副会長の司会により講話、会務報告、懇談の構成で開催されました。

曙光17交流会01

 講演は、原田副会長兼県中支部長が「私の歩んで来た道 ~戦時体験を含めて~」と題して、小学1年生の時に、母上と弟君4人で父上の働いていた満州に渡り、戦時中の教育を受けたことや、終戦直は食料確保に難儀し、三分の二が病等で犠牲になった悲惨な収容所生活を送ったこと、父上が終戦直前に召集され行方不明の中、家族6名が満州大陸を決死の逃避行されたこと、そして内地引き揚げ後、長男として家族の生活にご苦労されたこと等々を、生々しくお話しされました。最後に「戦争は、弱者にしわ寄せが来る、絶対にあってはならない」とし「平和で穏やかに学習できる今の世の中を大切に維持しなければならない」と結ばれました。講話を拝聴し、過去の多大な犠牲によって、現在の豊かな生活が築けたことを忘れてはいけないと考えます。更に僭越ですが、原田副会長の品格・人間力は、逆境に耐え忍びながら、明るく懸命に努力された賜物と考え、同じく満州から引き揚げた者として、少しでもお手本にしたいと思いました。

曙光17交流会02

 会務報告は、曙光第17号の原稿執筆担当や、ホ-ムペ-ジの内容・作成状況・3月公開予定等に加え、2月24日(日)十三時から、この場所で役員会議開催予定の説明が齋藤副会長兼事務局長より説明がありました。
 懇談はフリ-ト-キングとして、各出席者から活動の報告等がありました。県対応の本部事業ということもあり、「初めてお会いします」という挨拶があちこちであり、まさに交流会の成果でした。今回欠席の方には、是非次回にはご出席をお奨めします。

 

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