福島県生涯学習インストラクター・コーディネーターの会

曙光17活動中村

私の生涯学習(曙光第17号)

“福島市の魅力は”

県北支部・理事:中村 紘夫

 福島市では、市制施行100周年記念として「実味美見、花も“み”もある福島市」というシンボルマ-クが作られ、様々な分野で利用されています。
 言うまでもなく、福島市はくだものが沢山出きる地域です。市町村別で見ると、ナシの生産量が全国1位、モモの生産量が全国2位です。
 福島市はくだものの花を見て、くだものの実を食べ、付け加えるならば、くだものの葉の若葉、紅葉を眺めて、1年を通して美しく、そして元気に過ごすことのできる地域です。

活動H24曙光17中村

 福島市に来福、在住された多くの方々が福島市の魅力を「くだものがおいしい」と語っています。
 全国に誇れる、全国に発信できる福島市の魅力として「くだもの」があると思っています。(現在、原発事故後の風評被害で果樹地域は大きな損害を被っています。)
 3月から4月の「花見山」(昨年は原発事故の影響で立ち入り禁止)は、赤、桃、黄、白、色とりどりの花が咲き競い、山ひとつが花で覆われている素晴らしい「桃源郷」です。
 この魅力に誘われて、県内はもとより国内外各地から大勢の観光客が来られています。ただ残念なことは、多くの観光客が「花見山」だけの観光で終わっており、福島市内の回遊に繋がっていないことです。市内には「信夫山」「四季の里」「飯坂温泉舘ノ山花モモの里」等々同時期に花見の出来る観光地は数多くありますが、魅力に欠けるのでしょうか(?)
 魅力づくりのために、新たに「花モモの郷づくり事業」が始まりました。これは、「モモの花が咲き乱れる桃花郷・福島」を目指して、花モモの苗木を市民や町内会、企業等で希望される方に無料で配布する試みです。これが成功すれば、新たな福島市の魅力となるでしょう。現在、私は花モモの管理指導を行う専門員「花モモ見回り隊」として市から委嘱を受け活動しています。又、「ふくしま学遊塾」で「やさしい家庭果樹づくり」講座を開講しています。地域の方々が庭園・家庭果樹園にある「くだもの」を上手に作りこなす事が出来るように技術支援をしております。
 これらの活動を続けることが私の生涯学習であり、「実味美見、花も“み”もある福島市」実現のために微力ながら協力したいと思っています。

 

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