福島県生涯学習インストラクター・コーディネーターの会

曙光17活動山田

私の生涯学習(曙光第17号)

“「思春期子育て講座」を担当して”

県中支部:山田 千恵子

◍はじめに
 須賀川では10名の生涯学習インストラクター(他市町村では社会教育指導員と呼ばれている)が、市教委に1名、各公民館に1名ずつ配属されており、業務の一つが小・中学校での「子育て講座」の担当である。それについて述べてみたい。
◍日時・学校名
 平成24年1月25日(木) 15:00~16:00
 須賀川市立長沼中学校
◍講座および内容
 思春期子育て講座「思春期と親の役割」
 まだきびしい寒さの中、長沼中学校家庭科室には、四月から中学校に進学する子供達を持つ約60名の保護者の方々が待っていてくださった。当日は「新入生保護者説明会」でもあり、すでに長沼中学校の教育の概要・中学生としての心構え・新入生オリエンテーション…等についての説明は終り、思春期子育て講座を待っていてくださったのだ。対象は新入生保護者とは言え、半数以上は二・三年生の保護者でもあるという事なので、思春期の親の役割~進路の選択まで、話題を広げてお話させていただいた。主な内容として、◎現代の子供達の特徴 ◎親の態度 ◎思春期の課題 ◎自己信頼感を育てる ◎中学生が親に心を閉ざす時 ◎親子の心の架け橋づくり ◎子育て心得…等。中学校教員としての経験から、思春期の自我の目覚め~自立した人間になるための我子との係わり、また、進路選択にあたっての3つの実例について話し、最後に「子育てのやり直しはきかない」で結びの言葉とした。私のつたない話が保護者の皆様の子育てに少しでもお役に立てば嬉しい限りである。

  

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